三次元測定機は素人でも簡単に活用することが可能

作業員

三次元の形状を測定する

男の人と女の人

製造や評価に有用である

三次元測定機とは、物体の三次元的な形状を測定する測定機器のことです。さまざまな製造分野、研究開発分野で利用されており、年々高性能な機器が開発されています。まず、測定の原理としては、接触式と非接触式の二種類があります。接触式とは、プローブで物体の表面に接触することで、形状データを収集する方法です。非接触式の三次元測定機には、主に、光学式とレーザー式の二種類があります。接触式の三次元測定機は、プローブのサイズ以下の凹凸を測定できないのに対し、レーザー式の三次元測定機は、より精密な測定が可能です。しかし、レーザーを照射することによって、測定する対象の表面に熱が発生し、ダメージが残ります。その点、光を照射する光学式のほうは、レーザーのようなダメージを与えないというメリットがあります。これらの三次元測定機を使用すれば、製品の三次元的な形状を手軽に正確に測定できるので、製品の評価が容易になります。また、そのデータを元に、金型などを作成し、大量生産につなげることもできます。また、従来は正確な測定が困難であった大きな物体の測定(自動車など)や、微小な表面形状の測定も可能になっています。とくに、微小な表面形状の測定は、精密部品の評価や製造の現場で役に立ちますし、マイクロやナノスケールの物体(ナノマテリアルなど)を測定することも可能になっています。従来の光学顕微鏡では、三次元測定機のように、立体構造をとらえるのは困難なのです。